LAVAコラム

7/26は「幽霊の日」。怖れているものは本当に怖いもの?

2017/07/25

こんにちは。
ホットヨガスタジオLAVAです。

いつの間にやら梅雨も明け、季節は夏真っ盛り!
夏といえば、花火大会や海水浴、スイカ割りなど、
明るく楽しい風物詩がたくさん♪

しかしそんな中で一つ、
背筋がゾッとするような風物詩も...!

本日7/26は「幽霊の日」!?

暑さも忘れてしまうような夏の風物詩といえば...
そう、幽霊です。

なんでも、本日7月26日は、
1825年(文政8年)のこの日に江戸の中村座で
四代目・鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演されたことから
「幽霊の日」とされているそう。

これに代表されるように、怪談話というと昔から
ある種のエンターテインメントとして扱われてきていますが、
皆さまはどの程度、幽霊の存在を信じていらっしゃいますか?

かの童謡にもあるように、
「幽霊なんていない!人の見間違えだ!」...と思いたいけれど、
そう意識すればするほど怖くなる。
そんな方も多いのではないでしょうか?

不思議なもので、幽霊というのは
「やだなー、怖いなー」と思っている時ほど
見えてしまったりするもの。

人の心と幽霊の存在との間には、
どうも切っても切れない関係性があるようです。

心の中のものを外の世界に見ているだけ!?

さて、幽霊嫌いの方々をいっそう不安にさせるような
お話ばかりしてしまいましたが、
ここで一つインドに伝わる例え話をご紹介します。

<三人の心と一つの切り株のお話>--------------------------

あるところに一つの木の切り株がありました。

闇の中、泥棒がやってきて、「警官だ」と言いました。
恋人を待つ若者がそれを見て、「彼女だ」と思いました。
おばけの話を聞かされていた子供はそれを見て、
「幽霊だ」と思い、叫びだしました。

しかし始めから終わりまで、
それは変わらず、一つの木の切り株だったのです。

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いかがでしょうか?
「幽霊だ」と思ってしまった子供の気持ちも、
その他二人の感覚も、なんだかわかるような気がしますよね。

人は自分の心に、不安や期待、怖れなどを抱いている時、
外の世界にそれを見てしまうものなのです。

もちろん、この世は不思議なことだらけですから、
外の世界に本当に幽霊が存在している、
ということもあるかもしれません。

ですが多くの場合、その人の心の中にある怖れを
なんでもない何かに映し出してしまっているだけ。

これは何も、物だけでなく、
人の態度や言葉に対しても言えることです。

例えば、コンプレックスに思っていることがあったりすると、
それを褒めてくれる人がいても
「嫌味を言われている」と捉えてしまったりする...。

もしも今の自分に不満を抱くことなく過ごしていて
同じことを言われたなら、
「わあ、嬉しい!」とさらに幸せな気分になれるのに。

このように、
心の中が曇っていれば外の世界も曇ってしまうし、
心の中が晴れていれば外の世界も晴れて見えるもの。

また、普段から晴れ渡った世界に生きていれば、
万一現実的などしゃ降りに見舞われるようなことが
あったとしても、曇りなき眼ですぐに
雲間から射す光を見つけることだってできるはずです。

どうせ同じ世を生きていくのならば、
そんな晴れた心をもって
明るく強く生きていきたいものですよね。

ヨガや瞑想でつねにスッキリとした心へ!

では、いつでも澄んだ心でいるためには
どうすればいいのでしょうか?
そこで役立つのが、ヨガや瞑想です。

そもそもヨガや瞑想は、
ポーズや呼吸に集中することを通して、
すぐに過去や未来を彷徨ってしまう心を
"今ここ"に引き戻すための訓練として始められたもの。

そのため、ヨガや瞑想を習慣化することで、
日頃から、実際には"もうどこにもない過去"や
"まだどこにもない未来"に心を曇らされることなく、
スッキリとした心で過ごせるようになるのです。

そうなればもう、幽霊のみならず、
あなたを悩ませている怖いもの、嫌なことも
目の前から自然と消えていくはず♪

ですので、もしも今、何かや誰かに対して
「やだなー、怖いなー」という思いを抱いてしまっているなら、
ぜひ1日3分ずつでもヨガや瞑想を続けてみてくださいね。

▼無料瞑想アプリ『MEISOON』を使うのもオススメ!
http://www.yoga-lava.com/meisoon/

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