LAVAコラム

四年に一度のうるう日、ズレや歪みの調整を

2016/02/29

うるう年はオリンピックイヤー(だいたいね!)

こんにちは。

本日は2月29日!
そう、4年に一度のうるう日です。

うるう年は、

今のところ、夏季オリンピックイヤーと同じ。

次の夏季オリンピックは2020年。
そう、日本での開催の年ですから、
これさえ覚えておけば、私たちはしばらく
「次のうるう年っていつだっけ?」と迷うことは
なさそうですね!

ですが...2100年は例外的に、
夏季オリンピックイヤーだけど
うるう年ではないので気を付けて!

って、今この文章を読んでいる方で、
2100年に「うそつきー!!」と怒る元気のある方は
あまりいらっしゃらないかと思いますが...。

でも、どうしてそんな例外があるのでしょう?
その前に、そもそも、うるう年って一体何なのでしょう?

うるう年は四季のズレを調整するために

四季があるのは、地球がちょっと傾いた状態で

太陽の周りを1年で一周しているから。

日本が位置する北半球では、
地軸のてっぺんが太陽に向いている間は温暖で、
太陽にそっぽ向く時期には寒冷な気候になるんですね。

でも、この四季をつかさどる地球の公転、
じつは365日では、微妙に一周に満たないんです。

どのくらい微妙かというと...0.2422日分の距離。

地球さんとしては、
「あと0.2422日猶予をいただけれれば、来年もまた
同じペースで四季をお楽しみいただけるようになるのですが...」

とでも言いたいところなのでしょうが、
われわれ地球人としては、「いやいや別にいいですよ。

0.2422日分くらい春が前倒しになったって困らないですし」
という話でもあったりして...。

それで、地球さんには歯がゆい思いをさせながらも(?)、
微妙に太陽の周りを一周しきれていない365日で
年を区切ってしまっているのです。

でも、われわれ地球人も、そんなに大雑把な人ばかりではなく、
「1年で0.2422日分遅れてるってことは、
 4年で0.9688日分、つまり約1日遅れてるってことですよね?

 これ、100年放置したら約25日のズレですよ。
 俳句の季語とか的外れになっちゃうかもしれませんよ!」

などと(?)慌てる人が出てきたりもしました。

そこで、「だったら4年に一度、例外的に一年の日数を
1日増やしたらいいんじゃないですか?」と提唱されるに至り、
うるう年が誕生したというわけです。(地球さんも一安心!)


余談ですが...例外の例外も!?

が、しかし!!

一見、解決したかに見えるこの微妙な問題は、
ここでさらに微妙な問題を生み、今度は4年ごとに
1-0.9688=0.0312日分、
実際の1年より余分になってしまったのです。

「もういいじゃない」「うん、大したことじゃない」
そんな声も聞こえてきそうです。

地球さんだってきっと「ええ。私としても、
遅れてるなどと言われるのは不本意でしたが、
 まあ、ちょっと進んでるって言われる分には
 そんなに悪い気はしないです」

と思っているはずです。(知りません)

でも、ちりも積もれば何とやら...
4年で0.0312日分の微妙なズレは、
128年も経てば今度は約1日分多いという
新たな誤差を生んでしまうのです。

そこで、「なんか気持ちが悪いぞ」と思った誰かが、
そもそも例外のうるう年に、さらなる例外を作りました。

それが、
「100で割り切れる年(1800年、1900年など)は
うるう日は入れないものとしますよ」というもの。

よし、キリが良くて気持ちがいい!

今度こそ、一件落着!!と言いたいところですが、
先ほど述べた通り、実際には128年で1日弱の誤差ですから、
いずれはまた新たな(一部の方々にとっては無視できない)
誤差が生じてしまうわけです。


ここから余談の余談に入ります...
※「また始まったよ」と思ったあなたは数行読み飛ばしてね!

「もういいって」「うんうん、ホント微妙な話じゃないですか...」

「ええ。十分です。私としても、そこまでご理解いただけてるなら、
頑張れるってもんですから!ね、あとは後世の方に任せて...」

現代を生きる地球人も、ひたむきに公転を続ける地球さんも
ほぼほぼ納得していらっしゃいます。(おそらく)

でも、できるだけ完璧に近いところを目指したい
一部の頑固な(すいません、賢明な)地球人さんが、
さらにまた、例外の例外の例外として、

「100で割り切れる年でも、400で割り切れる年は、
やっぱり、うるう日を入れることとします!」

というルールを作りました。

だから2000年には、うるう日があったのです。

というわけで、今この記事を読んでいる人はおそらく
100年に一度のうるう日のないオリンピックイヤーを
体験することはないでしょう。

次に例外の例外の例外が適用されるのは2400年。
もしあなたがその時代に生まれ変わって、
もしまだ4年に一度のオリンピックが継承されていて、
もし地球さんが同じペースで公転を続けていたとしたら、
ぜひこの話を思い出してくださいね!

☆長らく余談に付き合ってくださり、ありがとうございました。

はい、やっとこさ本題!そんなうるう年ですから、

カラダや心の歪みの調整、人生の軌道修正に使ってみては!?

さて、ここからが本題!(なるべく手短に...笑)
この『短期的には微妙なズレが、
長い目で見れば大きな問題にもつながりうる』という教訓は、
私たち人間一人ひとりにも当てはまるのではないでしょうか。

ここまでに述べた、うるう年のややこしいルールの背景にある
年と日数の誤差については、一部の賢明な地球人さんのおかげで
ほぼほぼ解消されていますが、

個々人のカラダと心の歪みや、人生の軌道のブレなどの問題は、
その人自身が意識的に整えようとしなければ、
なかなか解消されることはありません。

ですから、普段はあまりこういった微妙なズレを
気にしていないというあなた(筆者もです)こそ、
この世界的調整デーであるうるう日に便乗して、
ご自身のカラダや心の状態、人生の軌道などを、
すこし立ち止まって点検してみてはいかがでしょう?

そして、幸いなことに、ご自身のことについては、
4年に一度とか、100年に一度は例外とか、
そんなややこしいルールを定める必要もなく
日々柔軟に調整していくことが可能です!

ぜひ、ここで気づいたことは
今日から少しずつ整えていってくださいね。

で、その具体策としてオススメしたいのが、
やっぱりヨガや瞑想なわけです。

そもそも、昔の人がそういう目的で発明したものですから!

毎日はできない人でも、ぜひそういった意識をもって、
カラダの歪みが気になるときは、LAVAの
『骨盤調整ヨガ』や『美脚ヨガ』などを積極的に受けたり、
心が安定しないとき、人生の目標が定まらないときは、
LAVAでも販売している瞑想CDやブックなどを

試してみたりしてください♪

最後にちょこっとLAVAの宣伝でございました!
ヨガや瞑想でそういった効果を実感していらっしゃる方は、
ぜひお友達やご家族にもオススメしてみてくださいね。

ではでは、よい「うるう年」を...!

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