インストラクター日記

「Quanがすき」

2014/07/10

こんにちは。師岡絵美里です。

今日はQuanのことを書きます。

http://www.quanyoga.com

先月、映画「シャンティデイズ」の監督である永田琴監督が、Quanでの私のレッスンに来てくださいました!!

映画の撮影でお会いした以来でしたので、とても嬉しかったわたし

監督、ヨーガするのがちょっとお久しぶりだったようで、「けっこうハードだった!」と言っていらしたのですが、アーサナのアライメントがとても美しく、ハードそうにはまったく見えませんでした! 素敵です。

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シヴァ神のポーズで、琴監督と。(この写真すっごい好きです)

監督はさっぱりしてて、オープンマインドで、

こういうユニークな事も「いいよ〜〜」ってしてくださる。大好きです。

そう!この秋公開の映画「シャンティデイズ」では

スタジオQuanもたくさん関わっています。

後藤裕子先生や富永奈々先生が俳優さんたちのヨーガ指導で裏舞台を支えています!

わたくし師岡絵美里は、ヨガダンスシーンの振付を担当いたしました。

撮影はすばらしく吉祥な空気に包まれ、本当に素敵なシーンに仕上がっています。

(LAVAのインストラクターさんたちもたくさん登場します。)

私自身は振付担当のためディレクション側にいましたので、シーンには登場しませんが、

私のソウルはみんなと一緒にそこにあると感じております。

ぜひ、公開をお楽しみに!そして絶対観てください!!


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話をQuanに戻します。

Quanでレッスンをするのが、とても好きです。

おそらく他のQuan講師陣もみんなそう思っていると思います。

ヨーガやっててよかったなあと思う事ってたくさんあるんですが、

Quanに辿り着けてよかったなあ、というのもそのひとつです。

ちょっと自分のヴィンヤサクラスの紹介をしようかな。

私のレッスン、曲線が多いのです。

特に今展開中のQuanFlowのレベル1-2と2では、

インドの神様や女神や動物などのアーサナをつなげて舞踊的なシーケンスを入れています。

通常のスリヤナマスカーラから展開するタイプのいわゆるヴィンヤサは前半にしっかりやって、

クラスの最後のほうでは「遊び」を入れております。

重心が必ずしも「真ん中」にあるわけではないポージングとか、

左右や前後非対称もたくさん。

かなり曲線的であり、アンバランスの中のバランスを楽しんでいます。

「こんな体勢でもバランスは生まれる」

みたいなところを楽しんでいます(笑)。

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瞑想も、Quanでの質感はとにかく素晴らしいです。

場所の力ってすごいなと感じます。

音との融合がQuanのコンセプトでもあるので、レッスンで音楽を使うのは常なのですが、

QuanFlow(90分のコース)の最初の瞑想や集中的な呼吸法の時にはあえて無音をつくり、

体の奥の方で自分自身にコネクトしてもらうのが好きです。

そこから、だんだんと肉体の鼓動や脈動に合わせて、

原始的なパーカッシブな音を重ねていくのが好みです。

霊体と肉体のそのグラデーション的なセッションがじわじわ起こっていくのがたまらないのです。

基本的に自分のレッスンは、第一チャクラと第二チャクラは多いに活性化&コンディショニングされるんじゃないかと思ってます。

生きる力を呼び覚ましたい、もっと自分を発揮したい、

そういった自己現実を鼓舞できるのではないかと思っております。


師岡センセイのはキツイ(笑)とか言われる事も多いのですが・・


でも言ってる人ほど、好きなクセに!(笑)


キツいはキツいと思います。

でも肉体的なハードさを適度に通過しつつも、

そこを越えて精神の高みに登っていけるようにデザインしているつもりです。

それがタパス(燃やしてゆくプラクティス)だと思うから。


おそらくすべてのQuanの先生方のクラスも、

けしてどれも「楽だった」というような感想が残るものはないと思います。

難易度が高いという意味でのハードさも、きっとある。

ただ、自分のクラスに対して客観的に思うのは、

ヴィンヤサの展開を他の先生たちとある程度揃えていたり、

運動量や難易度を他の先生たちと揃えていたとしても、

”もろおかセンセイのはハードやわぁ”

と言われる理由は(笑)、

たぶん私自身の体の「組成」がそうさせるのではないか、と思う事があります。

というのは、

私にはどうしてか、肉体的なパッションがあります。

それは正直言うと、ヨーガというよりも舞踏的な情熱です。

体を動かした時に起こる熱量の違いって人それぞれあるように、

私自身、自分が「動いた」時に起すエネルギーのゆらぎの強さ、みたいなものを昔から感じています。

それがけっこう強いタイプなんだと思うのです。

なにか「影響してしまうタイプ」のエネルギーの動きなんですよね。

よくも、わるくも。

昔、学生終わったすぐくらいの超若かった時(笑)、

失恋して、当時グラフィックデザインのアルバイトをしていたところで、

仕事中に涙が出て来てしまい、しくしくしていた日があったんです。

(かわいいじゃん、私!)

そしたら、上司に「泣いてても、すごい元気だよね。」

後輩にも、「せんぱいが悲しんでるのはわかるんですけど、基本的に、背中とかが元気なんですよ。」

とか、言われた事がありました(笑)。

当時の私は衝撃ですよ!

え?いまなんつった? 悲しんでんだってば!!!

わたし悲しみ中なんだって!

とね。

今は、自分のその感じ、すっごくわかるんです(笑)。

基本的に私はかなり生命力が強いのだと思います。

だから、当時のまじめに悲しんでいた私も、

他の人から観ると「大丈夫な人」にしか見えないの(爆)。

だから慰められないのです。

ええ〜〜、損してる?? まいっか(笑)

今はかなりの「得」だと思ってます、はい。こんなお得な体質ないなと。

そんな私の体質なのでね。

けっこうゆるやかなシーケンスにしたつもりでも、

かなりstimulateしてしまう、ってことを長い時間をかけて理解しました。(長いな。)

でもまあね、それが私だとも思います。

この世界には、インスパイアするタイプの人間がいないとつまんないでしょう。

”「活動性」の質を上げてから、整える。”という事に貢献できていればいいな。

最終的には「静か」なところに行くのですが、途中の過程が 遊び好き な私です。

ぜひ、レッスン来てください。

Quan最高。

最高にcoolなスタジオ。そしてティーチャーたち。

待ってます。

http://www.quanyoga.com

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LAVAインストラクターのみなさんとQuanにて


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ナマステ
師岡絵美里

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